2026 フルR1 さわやかキャノボTO(東京→大阪)

2026年現在、キャノボは木津・R23・姫街道(浜名湖北)・R246を通るルートが、距離も短く圧倒的に速い(理由は後述)。しかし、すでに達成している同じルートを再び通っても面白くない。次はどのコースを通ろうかと考えていたところ、「R1というからには淀川沿いを通るのは違うのではないか」という意見があった。それももっともなので、4年前の2022年に淀川を走って達成した「さわやかキャノボ」を完全R1準拠、東寺の前を走り京都駅の横を通って五条大橋から山科に抜ける、京都市街地の迂回を一切しないルートでやることにした。

トレーニングについて。仕事が忙しかったので1月は平日に近所の公園周回を夜中に3周して毎日TSS35くらい、2月は4周して毎日TSS50ちょい、とりあえずCTL50持っておけば約1か月半で過去の経験上達成可能なCTL70にあげられるので最低限CTL50を維持しようと考えていた。体重は普段は65~66kg、身長173cm(実はちょい縮んで172.5くらい)、体脂肪率は12前後。FTPは249、といっても全然計測してないのであまりあてにならない。パワーウェイトレシオは3.8倍程度。キャノボ前には64kgまで絞りこむので3.9倍くらい。4月19日、友人のじ~さんが誘ってくれたので途中参加のキャノボ虎の穴メンバーのはじめちゃんと3人で1月31日以来の公園周回練以外のライドに松阪の一升瓶へ松阪牛の焼肉を食べに行く。それじゃあそろそろ毎年6月くらいに行っているキャノボに備えよう、という事で毎日の練習はそのままTSS50の公園周回練、週末は200km2500mup以上のキャノボ練習コースを重ねて5月10日、CTLは75.6に達した。これはそろそろ行けるかな?だいたい今までのキャノボ前は4週間続けて200kmライドをすると、1週目2週目はとてもしんどいけど3週目以降は余裕が出てきてキャノボの準備完了となる。5月17日、近頃はキャノボとアワイチTTにしか使っていない勝負マシン、DogmaF10を整備していつものキャノボ練習Aコースを走る。準備は整った。出発直前のCTLは75、体重64.9kg。体重をもう少し落としたいところやけど、まぁええやろ。

装備について、整備は出発前にしっかりしておけば問題はないが、パンクだけは完璧に備えるのは無理なのでパンクから復旧する事を念頭に装備を考える。
まずツールケースの中身から。写真でツールケースの外のものはトップチューブバッグに入れている。
・予備ライトCATEYE VOLT800、NEOは水没する可能性があるので避ける。ハンドルにブラケットを付けてるけど空力が悪くなるので夜間1本目の残りが怪しくなるまでは予備ライトはツールバッグにしまっておく。昼間はデイライト代わりにフラッシュモードで常時オン。ロードバイクの速度感がわからず右折車に突っ込まれるのが怖いので。
・クイックショット、大概のパンクはこれで何とかなる。
・電動ポンプ、CycplusProAS2。予備チューブはTPUではないので直刺しでいけるがポンプの口ゴムにトラブルあった時用に延長ホースも持つ。
・折りたたみ式ハサミとチューブレス用のプラグセット。前々回、プラグなしだと空いた穴が大きくて4気圧以上いれると固まったシーラントがポン!って飛んでしまったのできちんと修理できるように。折りたたみ式はさみはコンパクトになるのでダイソーで購入。
・ガソスタの空気入れを借りれるように米仏変換アダプタ。
・バルブコアツール、シュアルベの超小さいやつ。
・タイヤブートにブチルチューブ。ちゃんとWTO45の長さが足りるように60mmのロングバルブ。念のために出発前に前後ともバルブコアを変えたけど、それでも予備に持つチューブはバルブコアが外れるやつにした。
こうやってみると、持ってるものの大半が対パンク対策だな。

次はトップチューブバッグに入れたもの。
・TOPEAK MINI9ツールセット、必要十分で最小。
・USB C-CとMicroA変換アダプタ。これでiPhoneもVOLTも電動ポンプも充電できる。
・気休めのCROPSワイヤーロック。最近人気のワイヤーが特殊繊維でできていて軽量で切断できないという売りのやつがあるが、結局どれもロック部分に長い棒をいれてコジったら瞬殺なんでとにかく鍵は気休め。一応自転車本体にもKNOGの警報をつけているが、自転車を見える所に置いてなるべく離れないのが大事
・5000mahの小型のANKERのモバイルバッテリー。GARMIN 1040 SOLARにしてからキャノボが終わっても40%ほどバッテリー残量が残るようになり、ほぼ必要がなくなったのだけど、ツイ廃なので写真とツイートしまくって省電力になったはずなのにバッテリー節約モードでも途中で切れるiPhone17用。

サドルバッグ。小型のものにペコさん謹製の超軽量輪行袋とホイールバッグ。輪行袋とホイールバッグ別持ちだとフレームに傷がつく恐れもなく、ホイールを外して袋にしまうだけ、という3分もあれば輪行状態にできるので、ホテルの部屋に持ち込む時にも重宝している。どちらもとても小さいので、更にVOLTの予備バッテリーカートリッジを押し込むくらいの余裕がある

ボトルは1本、900mlのもの。自販機でもコンビニでも飲み物はどこでもすぐ買えるので、少なくとも1kg近くのウェイトを飲まない間の100kmを持って走るのは無駄と考えているので。飲み物の入手が難しければこの限りではないが、少なくとも東海道キャノボはどこでも飲み物が手に入る。

RideWithGPSでルートを引き、トレーニングが仕上がる5月23日発の予定でルートのGPXファイルを風向天気予測アプリ、MONIWINDに入れて2週間ほど前から風向きと天気をワッチし始める。これはいけそうだな。帰りの新幹線を早得3でグリーン車を取る。ほどよいOT風だったのがあろうことか1週間前から風向きがどんどん変わり、完全にTO向きの風になってしまった。4日前、意を決して反対向きのルートを引き直し、新幹線の予約を取り直す。早得3は3日前までなら予約を変更でき、変更手数料も取られない。飛行機のマイル特典とちがい、発着場所も自由に変更でき、発車時刻前までなら310円くらいでキャンセルもできる。ホテルは日本橋周辺に複数のホテルを持つ東横インを予約。満員でも時間をあけて何度かみているとキャンセルが必ず出る。また当日午前中ならキャンセル無料なのもありがたい。朝食無料はいつも無駄にしてしまうけど。

出発当日、新幹線の座席をA席でとったけど富士山を見るならD席(左側)やなと思い返し、座席指定は当日でも変更できるのでログインして変更。午前中に薄皮パンを買いにいっておく。グルメシリーズはなかった、残念。あまったるいのばかりでまた嫌になるかな?でもさわやか食べるからいいか。16時すぎ、梅の散歩に行く。明日の朝は散歩できなくてごめんよ。嫁さんにお願いしておくが、行ってくれるかどうかわからない。駅弁とビールをホームの売店で買って17:30発の新幹線に乗る。モバイルオーダーでビールを追加注文したり、カチカチアイスを頼んだり。違国日記の続きを読もうと思っていたけれど、ツイートしたり弁当食べたりしてあっという間に東京に着いてしまった。

勝手知ったる東京駅日本橋口、永代通り、そして日本橋。麒麟の写真や本物の元標(道路に埋め込まれててるやつ)、そして元標レプリカの前で写真をとってツイート。東横インは前回の三越前でなく前々回の馬喰町を取っていたが、距離はそれほど変わらない。20時40分ごろ投宿し、朝ごはんの買い出しに近所のファミマまで行く。フロントでリュック送りたい旨伝えると袋ないのでそのまま送るけど大丈夫かと聞かれる。いつもはヤマトの袋に入れてくれるので(有料だけど)そんな筈ないとは思いながらも、念のためにコンビニでゴミ袋を購入しておく。22時ごろベッドにはいり目覚ましを4時にセット。相変わらずいくつになっても遠足前のワクワク状態でキャノボ前は熟睡はできないし、天井で上の階の人が暴れてるのか時々ドンドコ音がなる。まぁ気にせずに目をつぶっていてウトウトし、時計をみたら3時50分になったので10分前だけど起床する。

また大量に朝ごはんを食べる。これだけ食べれらるの、ほんとすごいよな。トイレで頑張るが出ないのであきらめて荷造りをし、オートロックトラップにひっかからないように荷物や自転車を階段に出して部屋を最終チェックしフロントに降りる。フロントで荷物を入れたリュックを宅配便の発送手配をする。袋がないから送れないと、昨晩のフロントの女性。言ってる事が違うがな。こんな事もあろうかと昨晩ゴミ袋を買っておいてよかった。輪行解除してスタート地点の元標へ向かう。もう出発予定時間5時の5分前だ。あれ?どっちから来たっけ?道に迷ってたらスタート地点についたの5時5分過ぎになっていた。

今日一緒にスタートして中山道にトライする「おとうふ」さんと待ち合わせをしていたのだが見当たらない。もうスタートしたのかな?XのDMを見るとスタートに誰もいなかったから買い出しに行っているらしい。そうこうするうちにこちらに走ってくる姿が見える。中山道は唯一北に向かって出発する。R1の自分とは反対むき。お互い健闘を祈り、まずおとうふさんのスタートを写真を撮って見送る。さあ、自分の番だ。出走宣言をツイートし、行こう!と思ったらおとうふさんが戻ってきた(笑)

そういえばサングラスを元標レプリカ前の石塔の上に置き忘れている。今度は自分が先にスタートして写真を撮ってもらう。大阪の元標で会いましょう。胸が熱くなる。キャノンボーラーの連帯感。これはやった人にしかわからないかもしれない。とにかくお互いに安全に達成できますように。祈りながら走り始める。時刻は5時17分。

都心は相変わらずの信号峠。日本橋交差点で永代通りを右折し、R1をトレースするべく走り出す。R1左折の看板に従い、江戸城のお堀の外側を走る。ところがガーミンのナビは内堀通りを走っている事になっている。あれ?これあってる?中央分離帯にR1の立体おにぎりの看板があったので間違いない。変だな?皇居周辺でGPSがとんでもなくずれるのは既に何回か経験している。セキュリティのためにスクランブルでもかけてるのかな?

祝田橋の交差点で信号が赤になったので緩めたまま出発してしまったシューズの靴紐を締める。次の桜田門の交差点はOTだと2段階右折だが、TOだと左折専用レーンがあり信号が赤でも左折できる。霞が関の信号峠にうんざりしながら走る。歩行者用信号があったりで毎回1分ほど止められる。2023年にOTでギリギリ隊だった時の泣きそうな気持ちを思い出す。ログを見たら止まっていたの4か所だったので、それでも5分にもならなかったのか。飯倉の交差点でまた信号で止まってふと左を見ると東京タワーが見える。おはよう、と挨拶し写真を撮ってツイートする。夜のライトアップされている東京タワーに較べると意外と小さく見える。三田二丁目交差点を2段階右折。相変わらず信号に引っかかりまくりながら進む。五反田駅の高架下から出た所でまた信号に引っかかったので写真を撮ってツイート。ここは高校1年の時に実家の大阪府八尾市からランドナーで寝ずに走り続けて38時間後に辿りついた、初回キャノボみたいなやつのゴール地点。その後輪行した山手線で寝込んで何周もぐるぐる回ったな、そんな事を思いだす。それにしてもR1はアップダウンが多い。R246ほどではないけれど。道が広いのはありがたい。片側3車線の道路が続く。

出発して約1時間、やっと多摩川を越えて神奈川県に入る。車は少しずつ多くなるけれど、走るのに支障が出るほどではない。東海道本線が左に見え、R15第一京浜との合流の青木通交差点で2段階右折をする。信号のタイミングが悪く、通過に丸々2分間かかってしまった。元標から30kmで1時間38分経過、グロアベは19km/hを切っている。達成のための要求グロアベは23km/h。元標からいつも1時間半ほどで青木通交差点に達しているので少々遅れぎみだが、信号も多いしあせっても仕方ない。東京発のキャノボは借金から始まり、大阪発のキャノボは貯金から始まる。都市圏の大きさが大阪と東京では全然違う。

保土ヶ谷の交差点はやはり2段階右折なんだけど、歩車分離式なので歩行者になって渡らせてもらう。信号は相変わらずよく引っかかるが仕方がない。今回はフルR1なので稼げる湘南海岸を走らないがタイムにどう影響するだろうか?前回はサイコンのトーンを切っていて分岐に気づかず戸塚駅の手間でR1バイパスに入りかけるが今回はトーンをオンにしている。事前に気づいて旧道にはいり戸塚駅に向かう。ここがTOキャノボでは1つめのややこしい所。アンダーパスができるまでは大渋滞を引き起こしていた戸塚大踏切の跡は、自転車はアンダーパスを通れないが大踏切デッキという跨線橋ができている。回避して線路下を通る迂回路があるが、少し距離が延びる上に道がややこしい。フルR1にこだわっているので、せっかくだし前回同様に大踏切跡にできたデッキを通る。その前に大踏切跡で記念撮影してツイート。土曜日だからか7時半だけど人はまばら。エレベーターで上がり、デッキを渡ってエレベーターで降りる。いくつもエレベーターがあるが左車線ですぐ走り出せるエレベーターを使うと、だれかが迎撃してくれている。カナパンさんだ!前回は元標ステッカーとキーホルダーをくれたが今回は東海道手ぬぐいをプレゼントしてくれた。ストレージギリギリなんでうぉっこれどこにしまおう、ってなるが毎回ガッツリ刺さるセレクトの心遣いがとても嬉しい。ありがとうございます。走り出して駅前のバスロータリーの交通整理のおじさんの横で信号待ちをしていると、信号の向こうでだれかが手を振ってくれている。あとでツイートを見るとまずまずもとさんだった。手を振り返す。ほんと朝早くからみなさんありがとうございます。すごくうれしくなって走り出す。

旧R1は少し坂道を登るとバイパスに合流する。いつもは藤沢の手前で湘南海岸に向かう道に斜め左に分岐する。ここがTOキャノボの2つめにややこしい所。過去のキャノボでは間違えて藤沢新道に入って途中で左折している。だが今回はR1なのでそのまま直進して藤沢新道を走る。R1藤沢新道は藤沢ICから先のR1新湘南バイパス入口までは自転車も走れる。工事中の新湘南バイパスの入口で看板の指示どおりに旧道のR1に分岐し、しばらく下り基調の道を走っていると交差点の端に警察官が2人ほどたっている。なんだろう、自転車の法律が厳しくなったので検問でもしてるのかな。ちょうど信号で止まったので見ると藤沢警察署羽鳥交番だった。時刻は8時ちょうど、出発から54.7km、グロアベは20.3km/h。少しずつグロアベが上がっていく。道の両側に大きな松が所々にあり、東海道がR1になったのを実感できる。茅ヶ崎駅、平塚駅の北側を通るR1は湘南海岸のR134よりは信号が多いが土曜日の8時過ぎなので車もさほど多くなく、順調に走れる。やがてR1と合流し、大磯で車線が2つにわかれて中央分離帯に松並木がある所は東海道の松並木がそのまま残っていてとても趣深い。見覚えのあるローソンを通過する。それもそのはず、去年の10月4日に伊勢湾ルート暗峠越えで走ったばかりだ。あの時はフェリー最終時刻をターゲットにしていたので出発時刻は3時で今回よりは時間もだいぶ早かった。

小田原クランクの少し前、エスワに乗ったみるからに筋肉質のすごく速そうなクライマーの方に追いつく。道路は箱根へ向けて渋滞しているのでちょっとでも前に出て信号先頭スタートで稼ぎたかったのだけど、きっちり車の最後尾に付いているのでその後ろに付いて待つ。いくつか信号止まった時にお声掛けして雑談。今日は椿ラインを登られるとの事。どちらから、と聞かれたので東京日本橋から~と答えると遠くからですねって言うので、キャノボ中なので大阪までですって言ったからちょっとあきれられたかな。椿ラインってどこやろ?いつも蒲鉾通りを通っているのだけどR1どおりに走ることにして着いていく。信号スタートで変速した時にチェーンがガラガラと音鳴りしだす。やばいな?何かメカトラブルかな?ちょっとメンテしますんでと声をかけて交差点で音鳴りのしてるFDとチェーンをチェック。何もないようだ。変則をしなおすと音鳴りが止んだのですぐに走り出す。小田原クランクで追いついたが、JRの高架下で左折されるのでお別れを言って自分は箱根の方へ直進する。フロントアウターで問題なし、フロントインナーでトップ側5速分くらいがガラガラと鳴る。それ以外は音鳴りもしないので、症状がひどくなったら本格的に対処することにして先に進む。帰ってから調べたら、フロント変速機が少し下がっていて、インナーでトップ側を使う時に紐だと自分で軽く押して羽を内側にずらすが、Di2は自動でずらしていく、その時にアウターリングに干渉していた。取り付けボルトも台座のネジも緩んでなかったのでなぜ少し下がったのかわからないが少し上に取り付けなおしたら症状は出なくなった。

MFGでおなじみ、かまぼこストレートで写真を撮ってツイート。相変わらず箱根湯本駅の先までは酷い渋滞。観光地なので仕方ない。箱根湯本駅を9時26分に通過、グロアベは21.8kmまで上がっている。箱根を登り切るとグロアベを稼げる区間に突入するのはわかっているので焦らずにいく。いつもの通り、パワメをみながら200W~230Wで登る。アウターだと後ろをどう変速しても音鳴りしない。インナーの場合は後ろを大きめのギアにすると大丈夫なので注意しながら走る。音鳴りしたまま走るのはどこかに負荷をかけるので良くないだろう。今回GARMINのCLIMB PROをキャノボ中としては初めてオンにしていたので、300m登った、400m登ったと目安になり、気がまぎれる。もっとも良く知ったコースでないと、転換点でCLIMB PROに邪魔されて地図に切り替えるのが遅れるので本当は切っておいた方が良い。

TO箱根の登りは蛙の滝、大平台の温泉街、宮ノ下駅の集落と、単調でないので気がまぎれる。小涌谷駅横の踏切に引っかかるが良い休憩になる。ここまで来たらあと少し。天気は曇りだが前回みたいに雨は降っていないし、気温も高くないので助かる。いくつか大きなカーブを越えてコンビニ跡みたいな建屋の横で道はまっすぐになり少し下り始める。時刻は10時21分、まずまずのペース。国道最高点は少し下ってわずかに登り返した所にある。秋は草でボウボウだったけど、今回は少し手入れされているのか5月だからか、まだそこまで成長してないのかはわからないが、最高地点の看板が草に隠れずはっきり見える。前々回は4時間47分、前回は5時間、今回は5時間6分。横浜までの遅れがまだ残っているがここからは稼げる区間なので気にせず行く。気温は12度、芦ノ湖に向けて下り、R1をトレースして大鳥居で写真をとりツイート。オートバイが本当に多いな。信号にひっかかったり駐車場に入れる観光バスにブロックされながら、箱根峠に向けて登りかえす。

箱根峠10時44分、出発してから111kmを5時間27分、グロアベは20.4km/h。さあ我慢タイムは終わった、ここからはグロアベを稼げるボーナスステージ。ダウンヒルが始まる。そこそこ車が走っていて、挟まれながら時速55km/hくらいで下りはじめるが、60km/hでカーブを下っている横をビュンビュンぬかされるよりは怖くなくてたすかる。トンネルを2つ抜け、山中城口の交差点で信号にひっかかったのでウィンドブレーカーを着る。サコッシュの薄皮パンは少しずつ食べ続けてはいるものの、結構重いからか、ライクラの伸びるサコッシュが伸びてしまって、ウィブレを着るときにハンドルにひっかけると地面につくくらいに伸びており、背負っても腰の下くらいまで垂れさがっている。結構な年数がたっているしもう限界か。しかしサコッシュが使えなくなるとバックポケットだけでは食糧の積載量が知れているので困るな。コンビニでビニール袋を買ってリュックにして走るか。そんな事を考えながら、三島への豪快なダウンヒルを楽しむ。駿河湾が良く見える。

三島より静岡県道380号富士清水線、旧国一通りに入る。ここは1982年にバイパスのR1昇格により、R1から県道に格下げになった道。そして自分の1979年の初回大阪ー東京ランドナーTTで走ったはずの道、全然覚えてないけれど。駿河湾沿いの道は千本街道と呼ばれている。信号も少なく、快調に35km/hくらいで巡航するが追い風で160Wくらいでもその速度が出るので、前回苦しかった事を考えると全然楽だ。田子の浦からは曇っていて富士山は全然見えないなと思いながら走っていると、道端に止めた車から手を振ってくれている。迎撃だ。すごくうれしい。手を振ってこたえる。あとでXを確認すると「えもんでぃ」さんだった。ほんとありがとうございます!!多分満面笑みの超ご機嫌な顔で走っていたと思う。旭化成の工場横の通路を通ってR1バイパスに復帰する。千本街道からR1バイパスに復帰する所がTOキャノボの3つめにややこしい所。R1に復帰すると道の駅の少し手前にファミマがあるが、前回寄ったらトイレがない役に立たないコンビニだった。トイレはこの先の道の駅で、とか書いてあったな。買うものもないし、もちろん素通りして、道の駅富士でトイレに行く。時刻は12時6分、154.4km、グロアベ22.7km/h。もう少しで要求グロアベまで行きそう。しかし7時間近く走ってボトルの水も飲み切っていないしトイレも初めてなんで、やはり曇天で涼しいのはありがたい。

新富士川橋はTO側車線の歩道は広くて走りやすい。富士川の河口から太平洋が見える。気持ちいい。記念撮影してツイート。富士川を渡って歩道からスロープを押して降り、蒲原中の前を通って踏切を渡り、県道396号旧国道1号に復帰する。ここはTOキャノボの4つめにややこしい所。由比宿や旧東海道など、旧R1は昼間はとても趣深い道が多い。しらす丼の看板においしそう、と思いながら西倉沢の踏切を渡ってまたまた記念撮影してツイート。1960年頃まではここから東はすぐ海で、海岸を埋め立てまくってバイパスと高速道路を通したのが信じられない。太平洋自転車道路も元々は海だった所。駿河健康ランドの手前でまた記念撮影とツイート。日没後は景色が見えなくてつまらないので止まって写真を撮る事はほとんどしないし、日のあるうちに楽しんでおく。

いつもは新幹線横の道を通るのだけど、今回はフルR1なので清水駅前で右折し、江尻大和の交差点で左折してR1どおりに走る。清水駅前でグロアベ23km/h、要求グロアベに達した!(23×24=552km、今回のキャノボの距離)グロアベは信号回避や少しの距離を縮めるために裏道を通っても一時停止が多く、国道をそのまま走ったほうが結局速かったりする。静岡駅に近づくに連れて交通量も増えるし信号もよく引っかかるが仕方がない。静岡駅は静岡都市圏の中でも西の端っこにあり、そこからはまたグロアベを稼げる。静岡駅を13時27分に通過、出発して8時間10分、186.5km、グロアベは22.7km/hになったが、静岡市街であまりグロアベが落ちなかったのは嬉しい。食料はまだあるのだけど、ボトルのポカリがなくなった。次に出てくるコンビニに寄ろう。安倍川を越えてファミマ静岡手越原店で最初のコンビニ、といっても休憩はせず買い物とトイレだけ。ミニクリームパン5個いり2パックとポカリ900を買いボトルに詰めて4分で出発。宇津ノ谷はトンネルのおかげで丸子宿から4kmほどで100mも登らない緩斜面。いつもどおりトンネルは十分に広いので車道のまま抜けて標識のとおり岡部バイパスを抜け、旧R1の県道208号に入る。岡部宿を通りすぎ、R1バイパスの高架下を過ぎるまでは下りでスピードも乗るし信号も少ないのでグロアベの稼ぎどころ。時刻は14時。2022年のさわやかキャノボではお気に入り店舗一覧からさわやか藤枝築地店が待ち時間20分くらいだったので少しルートを離れて向かったのだが、今回は浜松圏狙いに絞っているのでそのまま先を急ぐ。ルート上にある、さわやか島田店は割と待ち時間が少ない狙い目の店舗なのだが念のため近くの信号待ちで確認したら30分以上だったのであきらめた。

越すに越されぬ大井川を橋であっという間に通過し、ミニボス、160mほどの獲得標高の金谷峠をリズミカルに登攀する。ラブホテル、ミカザトでお約束の記念撮影とツイート。この写真を見てすぐにどこかわかるのは、キャノンボーラーかキャノボに挑戦した事のある人。小夜の中山の夜泣き石と名物子育て飴のお店の横を少し登り返して、トンネルを抜けると下りが始まる。15時過ぎに掛川バイパスの高架下を超え、信号停止ごとにさわやか各店の待ち時間をチェックするがどこもまだまだ待ち時間は長い。それでも14時過ぎにチェックした時からは全然減ってきているので、16時にはほぼ終息するだろう。さわやか掛川本店、さわやか袋井本店をパスする。掛川本店のようにルートから少し離れている店舗だと、いちいちガーミンのナビがオフコース警告を出すが仕方ない。

三ケ野インターの旧東海道はOTだと迷いポイントのナンバー1くらいなのだが、TOではさほどトリッキーではない。江戸時代の東海道のままの風情がある。といっても知らないと山の方へ直進してしまいそうなので、ややこしいポイント5つ目かな。15時50分ごろ、さわやか磐田本店への左折の少し前で待ちリストをチェックすると、磐田本店は人気店なのか相変わらず30分以上だが、豊田店は1組5分とかになっている。少し大回りになるが天竜川を越えたターゲット2店舗も待ち時間は10分以内。やはりターゲットは豊田店だな。磐田店への左折ナビを無視して直進、信号待ちをすると豊田店待ち時間0。よっしゃ!!ナビ通りに豊田店へ左折するコースに従い、16時3分50秒、駐輪場に自転車を止め店舗に入る。サイコンでグロアベを確認する。23.5km/h。だいぶ稼いだな。待ち札を発券、1組目。しばらくお待ちくださいの声がかかるが、30秒もせずに席に案内してくれた。その場で「和風セットとげんこつハンバーグ、和風セットは先に持ってきてください」とよどみなく注文。「焼き加減はどうしましょう、お勧めは・・」に被せ気味に「レアでお願いします」注文すると同時に駐輪場の自転車にカギをかけにいく。トイレに行ったり顔を洗ったりしていると5分後に和風セットが提供されたので写真を撮ってツイートし、さっそくいただく。うまい!!今回もハンバーグはなかなか提供されない。店内は満員だったので注文がはけるまでは待つしかない。ごはんはハンバーグと一緒に食べたいので全部食べきらずに少し置いておく。

19分後、お姉さんがハンバーグを持ってやってきた。おなじみのペーパーナプキンを立てて持ってくださいからの、大きなナイフで切ってジューのやつ。ちょっと待ってくださいねってスマホを準備。店員さんも慣れたもので愛想よく待ってくれる。じゃお願いしますって言って撮影、じゅ~。ソースおかけしますか、に、(塩コショウで食べたいので)そのままでいいです、と答える。動画と静止画をツイート。到着してから知ったのだが、このツイはなぜかアップされなかった。ゴールに迎えにきてくれたえむきゅうさんに聞くと、動画はわりとツイされない事ありますよ、との事。モニグラ~ご飯と味噌汁だけでさわやか出たのとちゃうか、と思われてないかな。ちゃんと食べましたよ。お会計をし、最後に再びトイレに行って出発。めっちゃ満足しました。ゴールまで頑張るぞ!出発時にサイコンを確認するとグロアベは22.5km/hまで落ちている。だけど全然大丈夫、ここからもまだまだグロアベを稼げるからね。

県道261号、旧国道1号の天竜川橋を渡り、R1浜松バイパスに合流する。次の高架に上がる道には軽車両禁止の標識はない。ここで上がってもいいのだが、OTルートではこの上は軽車両禁止になっている(県警の文字看板だけ)。念のため、高架には上がらず側道を走るが、なんとも妙な感じ。本来ここも禁止標識だすべきではないのかな。そのうち静岡県警に問い合わせてみよう。浜松バイパスは道幅も路側も広くて信号が少ない、グロアベの稼ぎどころ。追い風にのってどんどんグロアベが上がっていく。次は豊橋市街、そしてその次は名古屋圏まではしっかりと稼げる。いつもは弁天島で写真を撮ってツイートするのだが、今日は曇りで景色も良くないし夕陽も見えないのでまぁいいかとそのまま通り過ぎる。弁天島を17時28分、出発して279.4km、12時間11分、グロアベ22.9kmで通過。要求グロアベまであと少し。これは多分いけるな、と思う。ただ脚が売り切れていきなり走れなくなる現象はいままでに3回経験しているので油断は禁物。無理しすぎないよう出力を170w程度に抑えて走る。

潮見坂の分岐でなるさんが迎撃してくれた。すごくうれしい。思いっきり手を振るが、新道路交通ルールでは片手離しはダメだとかで、気を使ってスタンプを貼ってツイートしてくれていた。その旨DMしてくれたので気づかいにとてもありがたく思う。今回、新ルールに従ってハンドサインを車に出しまくっていたのだけど、あれはどうなんだろうな、とか思いながら走る。手を振るのはNG、ハンドサインはOKなら道路交通法にそのように書いてほしいな。いや書いてあるのかもしれない。潮見坂の60mほどの登りもあっという間にこなす。次は本宿までのゆるやかな登りを上がって名古屋までがゆるやかな下りになる。

豊橋の西八町の右折は路面電車が走っていて、またそれぞれ片側2車線の道が交差している事もあり、下手したら5分以上待たされる。西八町の交差点を直進してから右折とか、何かよい回避法がないものかといつも思うが、今回はフルR1なのでおとなしく待とうと思っていたら、何と運のいいことか渡ったらすぐ赤になり、右折の直進信号がすぐ青になって、ログを確認しても30秒弱で2段階右折できていた。すっかり気をよくして30km/h以上で本宿へのゆるやかな登りを登っていく。本宿で19時すぎ、グロアベは23.4km/h。さわやか以降は特にツイートする事もないので黙々と走っているが、Googleで現在地共有をしているので応援してくれている人たちにも順調な状況は伝わっているかな。土曜の19時だとまだまだ車で遊びに行ってる人が多いはず。名古屋圏に入るころにはすいていればいいな。21時くらいには道路もすくだろうな、などと考えながら走る。岡崎市に入って矢作川を越えたあたりでポカリの残りがなくなってきたので2回目のコンビニ、ファミマ矢作小河原店に寄る。今までのキャノボではコンビニでレシートの写真を撮っていたが、ファミマだとアプリを入れていて後で電子レシートを見られるので、わざわざファミマを探してよっている。トイレに行き、食料はまだまだあるので「1日分の野菜ジュース」とポカリ900を買う。公共料金を大量に払っている人がいて、レジが2つあるのに新人にベテランが指導していてイライラする。結局コンビニ滞在に4分半もかかってしまった。野菜ジュースは一気飲みしポカリをボトルにつめてすぐに出発。岡崎市、安城市は信号も交通量も多く、あまりグロアベを稼げない。

勝手知ったる豊明インターの軽車両通行禁止を失敗なく歩道に出て回避する。ここが、ややこしいポイント6つ目。看板に気づいた時には後の祭りという、酷い標識の出し方をしている。国道事務所を通して静岡県警に要望を出しておいたから改善されるかもしれない。歩道から下の道に降りたあと、斜めにR1に合流する道を直進してしまったがすぐに気がつき、戻らなくても次の交差点を左折したら復帰できるのでそのように走る。豊明駅東の信号がちょうど青だったので止まらずに左折できた。今回は信号運が良い。中京競馬所前の交差点の信号にひっかかり、蹄鉄型の看板を見て、あーここいつも見る所、ってすっかり馴染みの道。名古屋まではもう少しだ。時刻は20時28分、グロアベは23.4km/hのまま。23.4km/hといっても23.40km/hと23.49km/hとはずいぶん違う。ガーミンは何となく切り捨てのような気がする。名古屋に近づくにつれ信号は増えるが交通量はさほど多くない。左端はバス専用レーンだからか車がほとんど走らずとても走りやすい。R1は名古屋市街の松田橋を左折して西に向かう。軽車両通行禁止の熱田伝馬橋は7つ目のややこしいポイント。といってもOTのように大きく回避する必要はなく、橋に上がらずに側道にそれ、踏切と川を渡ってR1に復帰すれば良い。熱田伝馬橋を工事していたので、歩道がついてそのまま自転車も通れるようになればいいな。

21時半ごろ、蟹江大橋を渡る少し手前で雨がパラパラ降り始めてしまった。グロアベは名古屋市街で少し落として23.2km/hと23.3km/hをいったりきたりしている。ということは、ほぼ23.3km/hだな。しばらく信号に止まらずに10分ほど33km/h巡行で走っていると23.3に戻るが、信号でひっかかって1分とまっているだけで23.2に戻る。信号の無い道で止まらずに走ればたった24km/hで走るだけでグロアベは24になるはずなのに、ずっと33km/hで頑張って走っていても少しの信号停止だけでグロアベが落ちてしまうのはしんどい。これがR1キャノボの特徴。東海道キャノボをする時に木津・R23・姫街道(浜名湖北)・R246ルートが圧倒的に早いのはこの理由に尽きる。信号が少なく、R23やR246はバイパスなので信号も優先されている。生活道路の旧R1は、上り下りが別車線のバイパスが次々に接続されていて、それぞれが対面赤信号などになり、信号事情は年々悪くなる一方のように思う。中央道(中山道+甲州街道)や中山道キャノボをやるとよくわかるが、登りは多いが信号停止が東海道に比べて遥かに少ないので脚さえあれば25km/hのグロアベも出しやすい。それに比べて東海道、特にR1キャノボは脚力よりも信号クリアゲームのような、まったく別の戦いになる。そうすると、とにかく休憩せずに走り続ける、が最適解となる。

木曽川の尾張大橋、長良川と揖斐川を一気に渡る伊勢大橋を越えて、グロアベは少しだけ改善して23.3と23.4の間を行ったり来たりする。京都までに要求グロアベの23を超えて30分くらい余裕を残せる23.5km/hまでに上げたいがなかなか思うようにいかない。雨は降ったり止んだりを繰り返す。四日市市街までは接続する大きな道が多く、グロアベが大きな信号ごとに落ちてしまう。四日市を通り過ぎて少しいくと、突然ナビが右折表示を出す。あれ、こんな所で直角に曲がったっけ?そういえば今までの東海道キャノボTOでは追分から東海道を通っていたのでR1からR23の高架道との交差点を通るのは初めてだ。時刻は22時46分、出発から約17時間半、408km地点、グロアベは23.3km/h、あと144km。雨は鈴鹿峠まであと1時間半ほど霧雨か小雨が降り続けるだろう。気温は19℃くらいあるのでカッパもウィブレも着てないが寒くはない。ここから関宿に向けて少しずつ登るが、距離25kmくらいに対して260m程度、ほぼ平地と変わらない。信号はうんと少ないバイパス道路だし追い風なのでグロアベも稼げるだろう。鈴鹿市脇を通過するあたりで路面が結構濡れているなと思ったら、それまで霧雨状の雨が本降りになってしまった。もう23時を過ぎているので交通量も少なく、時々車が通過すると明るいが、それ以外ではとても暗い。一昨年のOT中央道キャノボで、直前で天気予報が変わって岡谷から東京まで雨の中を走り続けて怖い思いをした反省があるので、信号停止のときにMONIWINDで確認する。残り全部が雨なら亀山で止めよう。快活クラブは無くなってしまったがルートインなどのビジネスホテルにでも泊まろう。幸い鈴鹿峠で雨が止む予報のまま。MONIWINDは直近だとタイムラグを入れても3~6時間前の気象庁5kmメッシュの詳細予報なのでほぼ外れない。それにしても人けの無い真っ暗な雨のバイパスを夜中に一人で走っているととても疲れを感じる。今回のキャノボの中でこのあたりが一番しんどかったかも知れない。もうやめてしまおうか、とか思うが、それでもみんなの応援や迎撃を思い出すと元気がでる。やっぱり頑張ろう。

亀山インターで直進すると自動車専用道路になり下道に降りるのだが、やはりバイパスが終わって明るい道になるとホッとする。関宿の東海道はとても趣深いのだけど、TOでは道路を渡らないと入れないし、今回はR1キャノボなのでそのままR1を直進する。雨は霧雨に近くてかなり小降りになっている。関宿の西の入口の交差点で赤信号で止まったが、走っていると小降りと思っても止まるとほとんど降っていない。グロアベは23.4km/h。ここから鈴鹿峠までは330mほどの登りで地元の勝尾寺とほとんど変わらないが距離が8kmあるので斜度は半分くらい、平均斜度でも3%程度。前回通った時は結構な峠と感じたけど、やはり何度か通ると慣れてくるんだろうな。所々霧で真っ白になり、霧雨状態も変わらないが0時12分、関宿の交差点から25分ほどで頂上のトンネルに達する。気温は14.5℃、雨に濡れているし上は長袖の夏用インナーに半袖ジャージ、下は半ズボンのビブだが登ってきているので暑い。天気予報では鈴鹿峠を下って水口に入ったら17~19℃あるはずなのでウィブレを着ずにそのまま下り始める。雨は鈴鹿峠でピタっと止んだわけではなく下りはじめても時々霧雨が降っていたり霧がかかっているが、悪天候だったからか、前回は歩道や車道の真ん中まで集団で出てきてタムロしていた鹿が今日は全然いない。とはいっても油断せず、飛び出してきても大丈夫な速さで下っていく。車はほとんど通らない。

大野西交差点からは水口バイパスに入らず、国道1号から降格になった県道249号を走る。身体が芯から冷えてあまりに寒く、悪寒がする。サイコンの表示気温は17℃。サイコンには常に気温を表示して体調管理の目安にしている。実際の気温に対して体感が寒いと感じるのは疲れや補給不足の事が多い。今回は雨で身体中が濡れていて、ダウンヒルで身体を動かせてないので仕方ないが、この気温(17℃)だと対処方法は暖かい恰好をする、や、暖かい食べ物を食べる、よりもとにかく運動して自分で発熱させるのが一番良い。そのためには食料が必要。これらの事は経験からわかっている。胃腸がやられて食べられなくなったらもうどうしようもないが、まだ全然食べられるから大丈夫。とにかく食べてぶん回す。とは言うものの、もう薄皮パンは1コしかない。1コを口に放り込んでモグモグしながら走る。

次のコンビニでおにぎりとお茶とパン1パックを買おう。本当はカップヌードルカレーを食べたかったけど、まだ体力的には大丈夫そうだったので止まってる時間が勿体ない。残りは100kmを切っている。すぐにあったローソンはパスし、ファミマを探す。信号停止時にスマホで検索すると少し先の反対車線にある。停止すると同時にウィブレを着ておにぎりとお茶を買う。身体が強烈にシバリングしている。店員さんに怪しいやつと思われたやろうな。レジにもっていってスマホのタッチ決済で払い、受け取る時も笑えるくらい激しくガクブルしている。店の外に出て全身ガクブルのままおにぎりの袋をあけてかぶりつき、お茶を飲む。ガクブルで再度お店に入ってトイレを借りる。滞在時間は8分30秒。GPSログは1秒ごとに点が残り、受信状況で多少はズレたりするが、ログが怪しいくらいに動いていて全身ガクブルの証拠を残している。まだ寒いけど再び走りはじめる。

食ったしこれですぐ暖かくなるはず。旧R1はすぐバイパスに合流するが、しばらく走ると横田橋を渡ってふたたび旧R1に入る。バイパスと違って旧R1は集落を走るので明るく、信号はそこそこあるのだけど深夜管制だからかほとんど引っかからない。だんだん暖かくなってきた。信号でウィブレを脱ぐ。栗東でR1東海道はR8中山道と合流する。中山道だとR8側から来る筈だ。同時にスタートしたおとうふさん、順調に来てるかな。多分自分の方が速いけどどこかで会えるか楽しみだ。実はすでにDNFされていたのだけど、ツイートを追っている余裕はなかった。栗東のR8側からの合流は一昨年の中央道TO時は工事中だからかややこしかったけど、R1側からは特にわかりにくい事はない。その少し先、草津市で京滋バイパスにつながるR1バイパスと大津に向かうR1の分岐は少しわかりにくい。初回は左端の道に入ってしまったが、左から2車線目の、高架を上がって行く道が正解。ここが8つめ、最後のややこしいポイントかな。

琵琶湖から淀川に流れていく上流の瀬田川を渡りJRに沿って大津駅を超える。滋賀県に琵琶湖の水止められると一番困るの大阪とちゃうんかな?時刻は2時7分、出発から20時間50分が経った。あと58kmほど。3時間以上あるから余裕だろう。ここから逢坂の関に向かって5%の登りとなる。といっても獲得標高80mくらいしかないのであっという間に登り終える。逢坂の関から少し降りた髭茶屋追分から伏見を通る東海道57次を通るルートだと大阪の元標まで登りはもうないのだが、今回はフルR1という事で山科を越えて五条大橋に向かう。今の国道1号線は1967年に全通した五条バイパスなので、東海道53次のルートを元にしていたそれまでの旧R1とも少し違い、東海道新幹線と並行に作られている。新幹線に乗ったら京都駅の手前で長いトンネルに入り出たらすぐに京都駅なのだけど、R1はトンネルに入らずに東山を平均勾配7.4%獲得標高96mの結構な坂道を登らされる。そして登った先にちょろっとトンネルがある。なんで新幹線みたいに下の方にトンネルつけへんのかなってぼやきながら最後の坂道を登っていく。トンネルを超えると2kmほど下ったら鴨川が、そして五条大橋が現れる。トンネルからもう少し距離があるかと思っていたから、あっという間に五条大橋に達して少し驚いた。この橋を通るのが今回のキャノボの目的でもあるので写真を撮ってツイート。時刻は2時38分、出発から21時間21分、504.3km、グロアベ23.6km/h、残り47km、残り要求グロアベは18km/hを切った。そしてこんな真夜中のツイートにリプありがとうございます。

信号峠のR1京阪本通を経由するといっても30分くらい余りそうだな。R1に従って堀川五条を左折し堀川通に入る。さすが京都のメインストリート、丑三つ時なのにタクシーが結構走っている、渋谷のカオスな状態とは全然ちがうけれど。京都市内は夜中はどこも点滅信号のイメージがあったのだけど、堀川通はそんな事もなく、しっかり信号にひっかかる。JRの高架下をくぐり、九条油小路交差点を2段階右折。次の信号でまたひっかかると、斜め向こうの暗闇の中に東寺の五重塔が見える。記念撮影してツイート。京阪国道口を左折していよいよ京都から大阪に向けて走り出す。2回目のキャノボ、中山道TOの時に髭茶屋追分から六地蔵・伏見経由で走ったが、久御山の手前からR1京阪本通りに入った時に酷い信号峠のイメージがあったのだが精神的な余裕がなかったからそう思っただけだったのかもしれない。その時も結局24時間には30分ほど余裕があったのだけど、今みたいに時間読みができてなかったから余計に焦っていた。今はこのくらいの速度でこの都市圏の規模ならだいたいこのぐらいのグロアベで走れる、とわかってるので全く焦ることもない。枚方の長尾の家具団地のあたりが小さな峠になっているが大した事もなく、また登った分は下りがあるので気にならない。足にも全然余裕が残っている。こんな時間までXの見守り、ありがとうございます!!

ひらかたパークを抜け大阪府道13号線、旧R1京阪本通はやはり信号がものすごく多い。でもここから16kmほどでゴール、信号峠圏は東京の半分も無い。信号ごとにダッシュすることもなく、淡々とゴールに近づいていく。蒲生4丁目交差点を2段階右折。京橋の高架下を抜け、新桜ノ宮橋を渡る。帰ってきたな。梅新東の交差点で信号停止、最後の梅新の交差点をゴールするべく一方通行の看板の下で2段階右折待機をし、最後の信号が青に変わるのを待つ。元標側の交差点で手を振ってくれているのが見える。えむきゅうさんとやすさんだ!!ゴールのお迎えに来てくれるのはとても嬉しい。時刻4時48分、13回目のキャノンボール達成になりました。

走行距離552.25km 所要時間23時間31分 グロアベ23.5km/h
獲得標高3383m TSS779.4 NP145

またまたえむきゅうさんに送っていただいた。とてもありがたい。帰ってお風呂入って梅の散歩行くまでがキャノボ。今回もたくさんの応援ありがとうございました。